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新開発プラットフォームに熟成されたエンジンを採用

 新型ワゴンRのプラットフォームは、フロント側が完全な新開発、リヤがパレットの派生タイプとなっている。フロントのサスペンションはストラット式で、ウレタンバンプストッパーなどの採用によって乗り心地を改善、FAとFXを除くグレードにはスタビライザーが装着されるが、その取り付け位置も先代とは異なる箇所とすることで乗り心地を改善している。

 リヤサスペンションはスズキがアイソレーテッド・トレーリング・リンクと呼ぶトーションビーム方式。パレットの派生タイプと言われているが、ショックアブソーバーやラテラルロッドの取り付け位置変更。トレーリングアームとアクスルの取り付け位置に使われているブッシュレイアウトの変更などが行われるなど、大幅な最適化が施されている。

 エンジンは3気筒のDOHCが採用される。自然吸気モデルは可変バルブタイミングのVVTを採用。シリンダーヘッドまわりの冷却性能と吸気系レイアウトを最適化することで、低速トルクを向上している。ターボモデルはターボチャージャーの過給圧をアップすることで、従来モデルの直噴エンジンと同等の64馬力の最高出力を得ている。組み合わされるミッションは自然吸気が5MT、4AT、CVTの3種。ターボはCVTのみとなる。

 今回のワゴンRは静粛性の向上にも力が入れられていて、全車に液体封入タイプのエンジンマウント、吸音成型天井、ダッシュサイレンサーの拡大などが行われている。さらにスティングレーでは、ダッシュサイドパネル内にも吸音材を挿入し、風騒音やエンジン透過音の低減が図られている。

TEXT:諸星陽一