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先代のイメージを残しつつ上質に進化したデザイン

 インパネを一目見ると、先代のデザインイメージを継承したものとなっていることを感じる。エアコン吹き出し口のは先代同様に左右にメッキリング付きの丸形を、センターパネルの両側に四角型を配置している。さらにセンター部分はオーディオスペースを上段に、ダイヤル式スイッチを持つエアコンコントロール系を下側に配置するレイアウトも先代と同じだ。

 トップパネルはセンター部分に向かってさゆうからやや傾斜を持たせたもので、ゆったりとしたカーブが描かれている。先代では上面も正面もフラットなパネル構成であったが、上面も正面もセンター部分がグッとふくらんだ形状で、立体感あふれるものとなっている。

 先代に比べてもっとも変更された点は、ATセレクターの位置。先代ではコラム式を採用していたのに対し、新型ではこれをセンターコンソールに移動している。このため従来のエアコンコントロール系では風量、吹き出し口選択、温度の3つをダイヤルで調整していたが、新型では温度調整のみがスライド式に変更されている。

 標準のワゴンRはグレーのインパネ色で、比較的落ちついたデザインとなっているが、スティングレーはブラック基調でシルバーの加飾を多用し上級感を強調。標準ワゴンRではリッドレスのポケットとなる助手席下段の収納部分も、スティングレーではリッド付きボックスに変更されている。

TEXT:諸星陽一