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新型ムーヴとプラットフォームを共有することで圧倒的な広さを実現

 タントは2003年1月に「しあわせ家族空間」というコンセプトでデビュー。圧倒的なユーティリティ空間の広さを誇り、多くのユーザーの支持を確保することに成功した。当初からヤングファミリー、それも母親をメインユーザーにすえていて、今回でもその方向性に変化はない。

 新しいタントはすでにフルモデルチェンジを果たしているムーヴのプラットフォームを流用して開発が行われた。ムーヴ自体が高いユーティリティ性能を持つモデルだけに、タントの特徴でもある高いボディ全高が与えられたことで、そのユーティリティはさらに高まっている。

 先代ではまず標準タイプであるタントが発売され、その後にタントカスタムが発表・発売されるという方式を採ったが、今回は標準タイプのタントとスポーティタイプのタントカスタムを同時に発表した。

 搭載エンジンはタントがDOHCの自然吸気のみ、カスタムには同様の自然吸気に加えターボも設定。グレード展開はタントが、Xリミテッドスペシャル、Xリミテッド、X、Lの4種。タントカスタムはXリミテッドスペシャルが設定されず、かわりにRSを用意。いずれにも4WDが用意されるが、タントの4WDはXとLのみ、タントカスタム4WDはRS、X、Lのみとなる。

TEXT:諸星陽一