6対4分割のトランクスルーと充実したポケッテリア
セダンの成り立ちを考えるとき、トランクにスルー機構を持つか否かは非常に大きなポイントととなる。クルマのパフォーマンス性能を大きく左右するボディ剛性については、トランクスルー機能を廃してリアにしっかりとしたバルクヘッドを設けるほうが有利となる。
しかし、現実的な使い勝手を考えたときは、トランクスルー機構を設けたほうがいい。フォルティスは後者を選択した。これを実現させたのが、高剛性ボディ。フォルティスのボディはサイドとリヤ部分に、従来の高張力鋼板を上回る強さを持つ超高張力鋼板を採用、先代ギャランに対しねじり剛性で49%、まげ剛性で9%の向上を実現し、ランサーエボリューションIXをしのぐレベルを確保している。
このトランクスルーで感心させられるのが、リヤのセンターシートベルトの設定。トランクスルーを最優先させるのであれば、リヤセンター・シートベルトを脱着式にしてやればいいが、フォルティスは固定式となっている。このためトランクスルー時は、ショルダーベルトがトランクと室内の間に介在してしまう。少々使いにくいが、大切なのは荷物の載せやすさよりも人の生命だろう。
ポケッテリアについては、必要十分なレベルで用意。グローブボックスはとくに凝った作りではないが、十分とした容量を確保。フロントドアポケットはペットボトルの収納もできるA4サイズが確保されている。






