オルタネーター

 エンジンの回転を利用して、電気を発生させているのがオルタネーター。多くの場合、発電される電圧は12Vバッテリー用の約14V、または24Vバッテリー用の約28Vのどちらかになる。

 じつはオルタネーターは交流発電機で、内蔵されているICレギュレーターという電子回路を通して整流し、回転数によらない安定した直流に変換して出力している。たまに直流発電機を意味するダイナモと言われることもあるが、これは昔に直流発電機を使用していたときのなごりでまちがい。

 交流発電機の方が効率がよいので、いまでは使用されていない。

 そして、クルマで消費される電気のすべてを発電しているのがオルタネーターだから、これが故障するとクルマは動かなくなる。バッテリーの電気だってオルタネーターの発電があるからこそ蓄えられるのであって、通常走行時には、ほぼオルタネーターの発電した電気のみでクルマは走行している。エンジン始動時やオルタネーター発電量の少ないアイドリング状態などの低回転時にのみバッテリーが役立っているのだ。