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サーブは、飲酒運転に起因する死亡事故発生の抑制に有効な、アルコール探知機能付きキーユニットとして、アルコキー(Alcokey)の試作品を公開した。昨年、死亡事故原因に飲酒運転が占める割合は、スウェーデン国内で29%、欧州で25%に及んでいる。サーブではこの問題を重視し、ドライバーのアルコール摂取量を検知する、小型装置の開発に取り組んできたもの。
アルコキーは、自動車のキーユニットにアルコール検知機能を持たせ、ドライバーが息を吹き込んだ時に許容範囲を超えるアルコールを感知すると、エンジンが始動できなくなるというもの。アルコキーは、サーブのディーラーにおいて、他の付属品と同様に容易に入手できるようにする予定で、多数のフリート車両を保有する企業や公共団体への導入が検討されている。サーブでは9-5による実証テスト行い、信頼性と精度の確認作業が進められている。アルコキーは、多額の費用を要する機器類を車両に装備する必要がなく、ドライバーの飲酒量を容易に、低コストで測定することができるのが最大の特徴。市販に移された場合の価格は約250ユーロ(約3万3000円)と、低価格。
アルコキーは既存の盗難防止装置の技術を応用しており、ドライバーがリモコンキーのドア開閉ボタンを押すと同時にアルコール検知システムの電源が入る仕組み。リモコンキー内部には小型のアルコール検知器が組み込まれ、ドライバーが吹き込み口に息を吹き込むと、呼気中のアルコール濃度が基準以下の場合には緑のランプが、基準を超える場合には赤のランプが点灯する。緑のランプが点灯した場合には、車体側の制御ユニットに警報解除の信号が送信され、エンジン・イモビライザーが解除されると同時にエンジン始動が可能となる。赤ランプが点灯した場合にはエンジン始動ができない。サーブ
9-5に装備された最新の試作品は、リモコンキーフォブとは別ユニット(10×4cm)だが量産化された場合は更に小型化が進み、ポケットに収まるサイズの単一ユニットとなる見込み。
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