●前面投影面積の大きいマイバッハのCdAは非常に辛い。しかし風洞実験で可能な限り空気の流れをスムーズにし、とくにフトントバンパー、サイドミラー、Aピラーおよびウィンドウとルーフの突起などは、航空機技術からフィードバックされ、最適化されている。
 マイバッハでもっとも力が入れられたのがロードノイズを減少させることと、走行中のノイズや風切り音を排除すること。そのため特殊なマイクロホンを使って風洞内では小さな音を拾い、それを消す作業がくり返された。とくにガラスには、0.76mmというプラスチック薄膜を4枚サンドイッチされた防音ガラスは、聴覚の絶縁体となり、室内での雑音を著しく減少させている。サイドガラスは7.2mm、フロント&リヤウインドウガラスは6.2mm厚で、プラスチック薄膜がセキュリティ面でも効果を発揮している。
●安全性にも並々ならぬ努力をしているのがマイバッハである。そのひとつの回答が、合計10のエアバッグの装備だ。フロントの2ステージSRSエアバッグ、4つのサイドエアバッグ、前後2つの大きなウインドウエアバッグを持ち、ヨーロッパとアメリカのNCAP(自動車評価プログラム)によって規定された厳格な衝突試験に合格している。
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