ロードスターはハンドリング、シフトワーク、ブレーキングなど、その能力を高めるのはもちろん、そのレスポンスを統一した方向へ研ぎ澄まし、さらにシートの形状、ステアリングやシフトレバーとドライバーの位置関係、ブレーキペダルの感覚、ヒール&トーのしやすさなどに思いっ切りこだわっているのだ。

 たとえば、油圧式ラック&ピニオンのパワステは剛性をアップするとともに摩擦抵抗が少なくリニアで極めてスムーズなレスポンスを実現、6速マニュアルミッションはショートストロークで非常に軽快な操作感を実現している。1〜4速にはトリプルコーンシンクロを採用して操作力を軽減、3速と4速のシンクロ機構をカウンターシャフト上に配置して効率を向上。シフトロッドは摩擦抵抗の少ないブッシュで支持され、その動きを方向づけるガイドプレートを備える。その軽快な操作感とショートストロークのコンビネーションにより、新しいクラス最高のシフトフィールを実現している。

 また、ブレーキシステムも短いペダルストローク、レスポンス、そして制動力が予測できる高いリニアリティを実現。フロントローターの直径を20mm拡大してブレーキの効きや、熱容量を向上させるとともに、キャリパーの剛性を25%アップ。また、以前より1インチ大きい9インチサイズのブレーキブースターや高剛性のブレーキホースを採用し、フィールアップとクラス最高の制動停止距離を可能にしている。このほか、世界水準となる安全システムの要件として、サイドエアバッグを設定している。
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