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1989年2月9日、シカゴオートショーで初代MX-5/ミアータ(日本名:ロードスター)を発表して以来3代目となるロードスターは、初代発売時に立ち返り、徹底してライトウエイトスポーツカーのあり方に挑戦したモデルである。
キープコンセプトで3代目を作り上げるのは並大抵のことではない。大きくスタイリングが変更されない限り、ユーザーの気持ちは高ぶることが少ないからである。さらにスポーツカーはそう簡単にFMCできる環境にない。それでもあえてキープコンセプトにこだわったのは、2代目から引き続き開発主査となる貴島孝雄氏の強い意志によるところが多い。
ほとんどのスポーツカーが時速100km/hまでの加速タイムや、コーナリングGといった性能数値目標の実現を目指すのに対し、マツダはライトウェイトスポーツカーを現代に甦らせるためにまったく異なる目標を掲げた。「最も大切にしたのは、ライトウエイト
オープン スポーツカーを走らせる明快な楽しさを生み出すこと」これが3代目ロードスターの明快な結論なのだ。
そのためにトレッドを広げ、ホイールベースを伸ばし、2リッターエンジンを搭載し、それでいて車重を極力抑える。そしてライトウエイトスポーツとしての資質を高めるために、あらゆるところに手を加えた。つまり、スポーツドライビングからデイリーユースまで、あらゆる状況下で誰もが享受できる「楽しさ」をつくり込んでいるのだ。 |
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