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F1第5戦モナコGP5月27日決勝

May 22, 2007

070522mon_1.jpg モナコGPはいつも特別な雰囲気を持つ。ヨーロッパ中のセレブが集まり、毎夜プライベートパーティが繰り広げられる。いつもは静かなモナコからは、この時期老夫婦は静かなリゾートに避難し、若者でごった返す。ドリンクや食事は通常の10倍に跳ね上がり、コース脇のホテルは1週間単位で100万円以上のプライスがつけられ、カジノではディーラーとの攻防が繰り広げられ、ホテル前のパーキングにはこれでもかと言うほどフェラーリとランボルギーニが鎮座する。

 モナコのハーバーは豪華ヨットがひしめき合うように停泊し、船上ではランチタイムには強い日差しを堪能しながらシャンパンパーティとしゃれ込み、レース関係者のヨット上では、世界各地から有名ドライバーがこぞって来シーズンの可能性を打診しに来る。

 そんなモナコを正気に戻すEXノートが響くのは5月24日(木)のフリープラクティスだ。この日、モナコの公道は早朝からクローズドされ、F1の第1回フリー走行が10時から開始される。ちなみに、フリープラクティス2回目は14時から始まり、5月25日(金)は、GP2の予選などはあるがF1イベントが一切ない休息日となる。

 公道はパーマネントサーキットのようには行かない。何しろバンピーでツイスティ、そのうえタイト。マシンが振られる可能性は常につきまとう。さらに高いガードレールがブラインドコーナーを各所で作り上げ、エスケープゾーンは全くなしとくる。多重クラッシュは即赤旗となるのは必至のコースコンディション。1コーナー、ローズヘヤピン手前下りのミラボー、シケイン、プールサイドとクラッシュ多重ポイントには事欠かない。

 各チームともサスセッティングは柔らかめ、BSは初めてスーパーソフトタイヤを供給する。アンダーが出るタイトコーナーの連続に対処すべき、マシンの前後バランスをセットアップ。最高速はトンネルのエイペックスが最もスピードが出るが、それでも280km/h内外と伸びず、平均速度も全GP中最も低いため、F1GP最大のダウンフォースが得られるようにセットアップする。

 パッシングポイントは皆無といったほうがよく、予選結果が大きなインパクトを持つ。ノックアウト方式の予選は、第1セッションで22台が15分のうちにひしめき合ってタイムアタックに入る。誰かがクラッシュすればイエローはおろかレッドフラッグの可能性が高く、再開されてもまたクラッシュの危険性をはらみ、さらにクリアラップがとれないなど、大波乱が起きる可能性がある。何が起きてもおかしくないタフな公道サーキットなのだ。
 しかし、走行距離が短いことから、トップ10に入れなかったマシンは、1ストップで上位を狙うというのが常道手段。また、リタイヤが多いのもこのGPの特徴。クラッシュせずに、トラブルを起こさずに走り続ければ、上位入賞の可能性もあるサーキットなのだ。

 昨年のポールポジションはミハエル・シューマッハがペナルティでタイムを抹消され、トップから最下位に落ち、ルノーのフェルナンド・アロンソが出した1分13秒622。優勝もアロンソがゲットした。TV放映は以下のとおり。

■フジテレビ系地上波
予選 5月26日(土) 25:45〜26:35
決勝 5月27日(日) 22:55〜24:35

■フジテレビ721
フリー走行 5月26日(土) 17:50〜19:10(生中継)
予選 5月26日(土) 20:50〜22:30(生中継)
決勝 5月27日(日) 20:50〜23:30(生中継)