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問題を残したままで決勝を迎えるホンダ

Mar 18, 2007

070317Button_001.jpg スーパー・アグリの10位という善戦に対して、ホンダは奮わなかった。ジェンソン・バトンが14位、ルーベンス・バリチェロは17位に沈んだ。

 ホンダRA107は、テストを通じて、ブレーキング時の安定性に問題を抱えていた。開幕戦のアルバート・パーク・サーキットは、長い直線を直角コーナーでつなぐ特殊なレイアウト。毎年、ブレーキトラブルでリタイアが相次ぐコースである。ホンダのその弱点がストレートに露呈する。

「いろいろタマは入れていますが、なかなか効果が上がらない」と、開幕前から中本修平シニア・テクニカル・ディレクターは語っていたが、その状態のままで予選を迎えることになった。

 金曜日のデータをもとに、セッティングを見直した。「少しよくなったけれど、ブレーキの問題も消せなかったし、酷いアンダーステアもありました。ブレーキの問題を解決しようとすると、マシンバランスが酷くなる、という状態でした」と中本STD。

070317Nakamoto_000.jpg「昨日からクルマの状態がよくないのは分かっていたので、一発タイムは狙わず、レースでそれなりのペースで走れるクルマに仕立てようとしましたが、それもどうかな、と。風が強かったことも、悩みの根本が空力関係なので、風の影響はありますね」。

 バリチェロは、Q1で振るい落とされる屈辱を味わった。車体セットアップに時間を取られ、ニュータイヤは装着したものの、予選シュミレーションまでいけず、ガソリンを軽くしたアタックができなかったのだ。

「タイムが悪かったのはそれも原因。トップ10には残れないと思っていましたが、Q2にはいけると思っていました」と中本STD。

「ジェンソンは、Q3に残れませんでしたが、クルマの状態がよくないなかでがんばってくれました。レースは苦しいと思いますが、ストラテジーを考えて頑張ります」。
(Masami Yamaguchi/MYS)