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「狐につままれているみたいだよ」と亜久里代表

Mar 17, 2007

070317Aguri_001.jpg 予選10位を決めたスーパー・アグリのホスピタリティ・ブースには、次々に祝福の握手を求める関係者がやってきた。

 亜久里代表は、“Thank you!”を繰り返しながら、「Q1(予選1回目)しか走ったことがないのに、いきなりQ2飛ばしてQ3だから、なんだか、アルバイトの少年がいきなり重役になっちゃったみたい」と笑った。

 開幕戦を前に、完成しないニューマシン。「去年と全然違うから、今年は最初から速いよ」というコメントを口にしながら、亜久里代表の顔色は曇り勝ちだったが、3月14日にニューマシンと“SSユナイテッド”という新スポンサーを発表した時には、明るい笑顔に戻っていた。

 だが、3月17日、2007年開幕戦の予選を終えた後の笑顔は格別だった。

「まさか、Q3にいけるなんて思っていなかったからね。目標は13位、14位だったから。マッサがこけたからネ。“マッサか”ってこと。それにしても予選が長かった。去年は15分で終わりだったから。ピットで隣の小池さん(ホンダの小池明彦エンジニア)に“1時間は長いね。日焼けしそうだ”と言ってました」。

 以前、「3戦までにポイントを取る」というコメントもあった。それは「3戦までに取らないと、強いチームはヨーロッパラウンドに戻ると本当に強くなっちゃうから」という気持ちもあったからだ。

「とにかく完走すること。シーズンオフのテストは、パフォーマンスを上げるのではなくて、とにかく信頼性を挙げることに集中してやってきた。今日もトラブルが全然なかったでしょ? まるで自家用車のようにトラブルがなかった。チームもドライバーも、みんなよくやってくれて、新しいシーズンを最高の形でスタートできました」。
(Masami Yamaguchi/MYS)